今回は味噌煮込みうどんを「あやや」がレポートしてくれました。

「名古屋名物味噌煮込みうどんのつくりかた」
1.名古屋の家庭には味噌煮込みうどん用に家族分の小鍋があります
2.今回の具材たち(奥のは寿がきやの即席めんとなぜか鬼まんじゅうのもと)
3.麺はこっち。味噌はまるや八丁味噌がセットされてます
4.まずお鍋を火にかけて湯を沸かします
5.麺を茹でます
6.煮えにくいものから順番に〜
7.ネギまで全部入れたら
8.味噌投入(付属の味噌だれは、どこのメーカーも濃いめなので適宜調整します)

余った味噌だれでモツ煮を作っても美味しいです
9.味噌を溶かして
10.卵を割りいれます
11.どーん!
12.春らしく菜の花も添えます
13.まだぐつぐつしています。そのまましばらく蒸らして
完成です!!
14.実食!いただきまーす。
15.完食!
CM

おいしそうですね。皆さんも真似して作ってみましょう。
それでは、材料のおさらいです。
1人分
冷凍うどん 1玉 山本屋本店から取り寄せてください
鶏もも肉 1/3枚
たまご 1コ
ねぎ 1本
しいたけ 2枚
あげ 1枚
かまぼこ 3切れ
濃い目の鰹だし 500t
八丁味噌 大さじ2〜3
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
一味もしくは七味 お好み量
土鍋:IH使用の方は七輪も用意しましょう

味噌煮込みうどんに使う味噌は味の濃い豆味噌

そして豆味噌の中でも八丁味噌という名前はよく聞きますが、この八丁味噌は岡崎市八帖町にある「カクキュー」と「まるや」の2店だけの八丁味噌協同組合で作られた味噌だけを八丁味噌といいます

麺は山本屋のうどんがいい。何がいいって、まるで芯の残った煮足りないような歯ごたえのうどん。これでないと味噌煮込みうどんとは呼べない。山本屋HP

静岡の沼津に味噌煮込みうどんを食べさせてくれる店が2店ある(1店は閉店してしまったようだが)。筆者はその味が好きでよく食べに行ったのだが、汁は確かに味噌煮込みうどんだが麺はふつうのうどん。煮崩れはしていないが、いつもの食べ慣れた触感だ。
それに比べると山本屋のうどんは頑固だ。初めて食べた時はその固さに驚くが、食べなじむと、「これでないと味噌煮込みうどんではない!」と思わせる迫力がある。

名古屋の食文化は筆者の好みでもあるが、「味噌かつ」といい抜群の迫力で迫ってくる。