プン:
 皆さんこんにちは!しっかり練習してますか?わたくしプンもおケイコしてますよ。今日もさっそくおケイコページで・・・
ケイコ:
 呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん。呼んだのはプンちゃん?
プン:
 うわぁ!ケイコさん、ど、どうしたんですかぁ!?
ケイコ:
 え?メンバーファイルのインタビューをやるって聞いてきたんだけど。
プン:
 あ、そういや「む」ちゃんからお手紙が・・・
お手紙:
 プン殿、今回はケイコさんにインタヴュー予定しています。がっ!!当日私、突然行かれなくなりました。でプンちゃんにお願い。ケイコさんのインタヴューに行ってぇ!ついでにそのあと、ずっとお願いね!そんじゃねバイビー(^.^)/~~~ 「む」
プン:
 うひょ〜!ぼくがインタビューするのね(汗汗)。むむ、では改めまして。ご好評いただいたメンバーファイル、再開第1回目は、われらが指揮者ヒロシさんの奥さまで、ソプラノのケイコさんにインタビューさせていただきます。いきなりですが、ヒロシさんと出会ったのは、合唱を通してですか?
ケイコ:
 そうでーす。名古屋の大学で、私は女声合唱団、ヒロシさんは男声合唱団に所属し、お互いの合唱団でいろいろ交流があったので、そこでつかまりました、じゃなくて知り合いました。
プン:
 へぇぇ、混声合唱でないあたりが珍しいですね。どんな交流だったんでしょう。
ケイコ:
 今は死語になってしまった合同ハイキング。そういえば、この前知人に「公園にお弁当もって行って何やるの?」って聞かれました。確かに今考えると不思議なリクリエーションですねえ。あと混声合唱とか雑魚寝合宿とか(信じられなーい)お金のかからない事ばっかり。
プン:
 学生さんらしいじゃないですか。ケイコさんの合唱歴は長いんですか?
ケイコ:
 遥か昔に遡れば、小学校時代は合唱クラブだったなんて事もありましたが、私自身は短大で合唱団に入ったのが合唱との出会いだと思っています。合唱歴何年などと怖くて口に出せませんが、かなり長いですよね。
プン:
 いやいや「継続は力なり」ですよ。出身は名古屋とお聞きしていますが、名古屋といえば嫁入り道具を10トントラック連ねているという・・・
ケイコ:
 子どもの頃は、よく紅白の幕を張ったお嫁さんの荷物を見ましたが、今は殆どないと思いますよ。
プン:
 即答でしたね。名古屋と静岡の一番の違いは?静岡に来て食事や生活習慣の違いなどで一番驚いたことは?
ケイコ:
 この「一番」が優柔不断な私には困るんですが、ま、あんまり一番にこだわらないでお話しますね。習慣の違いでびっくりした事・・・お嫁に来たばっかりの頃、近所の八百屋さんで一桁の端数を値切りました。その瞬間、周りの視線がみんな私に・・・えっ、私何か変な事した?
って焦ったのですが全然わかりませんでした。しばらくして静岡は誰も値切らない事に気がつき、それ以来、よほどの事がない限り値切った事はありません。
プン:
 確かに、静岡では値切るシーンは見かけませんね。素直なんですよ、きっと。
ケイコ:
 食事で未だに不思議なのが静岡おでん。美味しいんですけど、どうしても作れないんです。あと、お刺身がメインのおかずになる事にもびっくりしました。そして決定的に違うものは気候。名古屋の夏の暑さ、冬の寒さ・・・もう静岡は最高ですよ。
プン:
 静岡に住んでいるとそのありがたさに気がつきませんが、ホント気候はいいところです。静岡市では風花が舞うだけでカメラやフィルムが売れるくらいですから、いかに温暖かって事がわかりますよね。ではケイコさんから名古屋独特の食文化を ご紹介下さい。
ケイコ:
 私の名古屋お気に入り食べ物ベスト3は、山本屋の味噌煮込みうどん、大和屋の守口漬(細長い大根の奈良漬)、美濃中の上がり羊羹(日保ちがしないので、今はめったに食べられません)。他にも、ひつまぶし、味噌カツ、きしめん等名古屋特有の食べ物はいろいろあります!
プン:
じゅ、じゅるる〜、おっとよだれよだれ。聞いただけでも嬉しくなってしまいます。ぼくは名古屋駅メルサの天むすが大好きなんです。よく途中下車して買っているんですよ。ところで・・・
サクラ:
 ケイコさ〜ん、どうしてお料理が上手なんですかぁ?どこかで習ったんですか?味付けのコツなんてあるんでしょうか。
プン:
 ああ、びっくり!突然サクラさん!
ケイコ:
 私の料理はみんな自己流です。とりあえず美味しそうなものを、レシピを見ながら作ってみて、あとは自分流に変えていきますが、変えるポイントは「いかに手を抜くか」。簡単に出来て豪華に見えると、やったぁ!っていい気分。そして、私が料理するのに一番重要なのは食べる人。
自分が作った物を「おいしーい」ってにぎやかに食べていただく時が、とっても幸せ!
サクラ:
 うーん、わかる。美味しく食べてもらえるとほんと嬉しいですもんねぇ。プンちゃんわかった?じゃっ!
プン:
 嵐のようなサクラさんでした。さて、ケイコさんがテラに参加したのは初めからなんですか?
ケイコ:
いいえ。実は、いつ入ったか全然覚えてないんです。年表によると創立2年目になっているのですが、ホントかなあ?まあ練習場が自宅であるばかりに、ずいぶんわがまま勝手をしながらやらせていただきました。(今でもそうですね。すみません)
子どもが小さい時は、途中で抜けてお風呂に入れて寝かしつけてまた戻るなんて離れ業もやってたような気がします。
プン:
すごいですねぇ。ちょっとためらってしまいそうな忙しさでもテラは抜けられなかったんですね。またテラ以外にもお茶、生花、習字などいろいろ身につけていらっしゃるようですが、もう経験は長いのですか?
ケイコ:
 ハハハハハと笑って切りぬけたい質問です。名古屋の土地柄、お茶・お花・書は確かに結婚前に習っていました。それ以来お花はだらだら続け今ちょっとお休み中、お茶は5年前に、書は12年前に再開。習っている長さと、上達の程度は決して比例しない事を私が証明します。
プン:
 そんなことないでしょうに。いろいろとアクティブに活動されているケイコさんですが、時間とお金があったら何がしたい? 
ケイコ:
アクティブなんてとんでもない!本当は怠けもんですよー。ひそかに気に入ってる名言「冬はクマになって冬眠したい。夏は白クマになってグダーっとしたい」通りです。まっ、時間とお金があったら、汽車でのんびり旅行がしたいかな。あと東京ディズニーランドに行きたーい。
プン:
 旅行って楽しいですよね。テラ旅行クラブがあったら提案してみましょう。お子様がお好きと伺っていますが。
ケイコ:
 う〜ん、どっちかなあ・・・ただ、私は精神年令をどこまでも(3歳が限度ですが)下げられるちょっとした特技を持ってますので、子どもと一緒に遊ぶ事は得意かも。
プン:
 そしたら、そんなお仕事ってのも考えてらしたんですか?
ケイコ:
 そう言えば幼稚園の先生になりたいって思った事もありましたっけ。でも、あまりにもずさんな人生設計で生きてきましたので実現はしませんでしたね。
プン:
そんなことはないでしょうに。そういえばクスダマを作っているときのケイコさんはホントに楽しそうですものね。では、1つだけ今までのテラ の楽しい思い出の中であげるとしたらどんな事?
ケイコ:
 だから・・・ひとつだけっていうのが苦手なんだってば!いーーーーっぱいあるんだもの・・・そうだ!トレンディな思い出(?)ですが、今話題のキャッツを初めて見たのが14年前。鉄道猫が歌う間にそこらへんのガラ
クタであっという間に機関車が組み立てられた時「使える!」とひらめいて・・・(詳しくはテラ大辞典の機関車参照)その時ハッチが上手にみんな
にはかってくれて第3回演奏会で採用。うれしかったです。この場をお借りして「ハッチ、あの時はありがとうございました」もうすぐまたキャッツに会えますね。た・の・し・み・・・!
プン:
 みんなで観に行きましょ!では反対に苦い思い出はどんな事がありますか?
ケイコ:
 同じく、苦い思い出もたーくさん。ウサチャンが亡くなった日の事は、今思い出しても涙が出てしまいます。
プン:
 直接ぼくは接点がないのですが、テラにおいては本当に切ない出来事だったんですね。ところで、合唱とはケイコさんにとって何なんですか?
ケイコ:
 うわーっ、こういうのも苦手な質問。ポリシーがないんです。いいかげんなんです。どうしよう・・・う〜ん、叱られそうな答えですが、合唱とは自分の生活の中であるのが当たり前になってしまってるけれど、なくなったらとても寂しく悲しくなるもの。なんじゃい、これ!
プン:
 いや、わかりますよ。時々仕事や風邪で練習に出られないと、もうとても悲しく寂しくなってしまいますもん。さぁこれからテラの活動はどうなって欲しいとケイコさんは思っていますか?
ケイコ:
 またまた・・・どうしよう・・・では・・・いつまでも若さが感じられる活動になって欲しいです。若さというのは、実年令、精神年令、合唱経験年令いろいろな若さです。そしてその若さを光らせる大切なものは、熟年の支え
だと思っています。経験者・初心者、若年・中年、幅広い層のメンバーがそれぞれ自分の居場所を確保して、上手にバランスをとって、あたらしい試みに元気にチャレンジできる合唱団であれば素敵ですね。あとはレベルアップ努力の足並みが揃えばいいなあと(足を引っ張っていると密か
に反省してます)。何かメチャメチャ真面目に答えちゃった!
プン:
 普段は元気いっぱいで、しかも笑いのたえないケイコさんですが、今日は普段とはまたちょっと違った一面が見られたような気がします。レベルアップのこともこれからのテラの課題です。みんなでがんばっていきましょうね。今回はメンバーファイルインタビュー、ケイコさんに来ていただきました。ヒロシさんとテラのフォロー、今後ともよろしくお願いしますね。ありがとうございました。

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