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シリーズ 演奏会の思い出D 投稿者:指揮者 投稿日:2020/06/28(Sun) 17:37 No.4045
〔第5回演奏会 1997.9.7 静岡音楽館AOI〕 

 第5回演奏会から、会場は1995年静岡駅前に開館した静岡音楽館AOIに移り、AOIコンサート企画事業に見事選ばれたこの演奏会は、図らずもこの制度のもとで開催された演奏会の第1号となりました。
 この演奏会は全曲が林光作品というコンセプトで、キャッチコピーは「ひといきでことばはよみがえる」でした。この言葉は木島始詩集「われたまご」の中の一節、林先生がテラの為にリライトして下さった「二重合唱のための『三つの四行詩』」で歌われました。第1部「混声合唱とピアノのための『木のうた』」は、15の小品でなっていますが、照明と団員の並びの変化を工夫。第2部は「林光作品アラカルト」、指揮者がナビゲーターを兼ねながら進行し、途中、「二重合唱のための『三つの四行詩』」を初演いたしました。キャパの問題から昼夜2公演を決行したのですが、なんと林光先生ご本人が当日アポなしでご来場というハプニングに、団員一同大感激したことは言うまでもありません。この演奏会で団員は60名を超えています。
 テラの演奏会のこだわりのひとつが2部構成ということは既に書きましたが、もうひとつ、プログラム(パンフレット)へのこだわりがあります。プログラムも作品として残していこうと、毎回力を入れ、広告は一切取らずにやってきました。特にこの第5回からは、甲賀雅章氏がデザイナーとして全面的に協力して下さるようになって、一段とグレードアップ、第5回は詩集のような体裁でした。

添付:4045.jpg (80KB)

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