シリーズ 演奏会の思い出G 投稿者:指揮者 投稿日:2020/07/10(Fri) 09:47 No.4064 〔第8回演奏会 2008.9.13 静岡音楽館AOI〕 第8回演奏会はAOIに戻り、「うたはどこでおぼえた」のキャッチコピーのもと、林光先生のうたをとおして〈平和〉について考えてみるという、メッセージ性の強い企画でした。10年前の第5回演奏会と同じく林先生作・編曲作品にしぼり、今回はご来場はかないませんでしたが、コメントをたくさん頂戴してプログラムに掲載、また、「太陽とこども」という曲を提供して下さいました。第1部はアラカルト、第2部は木島始作詩・林光作曲「鳥のうた」(リコーダー片平雅子さん、水野由貴さん)でした。 団員から「平和」で連想する写真を募集し、その中から甲賀さんが16点を選んでプログラムの表紙を飾っています。また、テラはこの演奏会を機に、私たちができる「平和」への取り組みのひとつとして、「太陽とこども」の舞台であるイラクの子どもたちへの医療支援活動をしている「セイブ・ザ・イラクチルドレン広島」の話を直接聞き、募金活動にも協力させて頂きました。 実行委員長だったヒデキは、こうコメントしています(プログラムあとがき)。 「僕は、そこにはいなかった。生まれていたとしても、遠くにいた。僕が知らない歴史を経験したように感じたのは、本を読んだときでもTVで見たときでもなく、林光のうたを聴いたときだ。林光のうたを歌ったときだ。世界に向いた林光の視線と、ただそこにある、まぎれもないうたがそうさせたにちがいない。うたはここでおぼえた」 添付:4064.jpg (104KB) |