メンバーファイル57

平成14年10月30日(水):ソプラノ、ヤヨイ&TERRA辞典(20)
む:
 今回はテラの中でもっとも遠距離通勤のヤヨイちゃんです。それでは、インタヴュはじめましょう。テラに参加するのにどれだけ時間がかかるのでしょうね?
ヤヨイ:
 今年に入ってから勤務先が静岡市内になったんです☆ 勤務先から10分余で着きます。おかげでテラがますます身近になりました。
む:
 それはありがたいですね。いつ、どんな事から合唱に興味を持ったんですか?
ヤヨイ:
 小学校の頃ですね。初めは合唱というより単に歌うのが好きというだけでした。たぶんNHK教育番組でオペラを観て歌にあこがれたのだと思います。どういう声の出し方をすれば迫力があってしかも丸くて優しくて透明感がある高音の声で歌えるのかと毎日のように1人考えては発声練習をしていた記憶があります。
む:
 ほー。発声練習までしていたんですか?気が入ってますね。
ヤヨイ:
 その後、校内合唱コンクールに参加した事や、ピアノ教室の発表会・クリスマス会の際合唱をしたこと、それからハンガリー少年少女合唱団の“天使の歌声”を聴きに行って、そのあまりの美しい響きに背筋がぞくっとした事が重なって合唱に興味を持つようになりましたね。
む:
 美しいハーモニーは、直接心に入って来ますよね。合唱のどんなところに魅力を感じていますか?
ヤヨイ:
 いつでもどこでも合唱はできるでしょ、みんな声・気持ちが一つになれるでしょ、それから、曲の世界が一気に深まり物語のように目の奥に風景が広がることですね。
む:
 詩の内容、曲の雰囲気が絵になって見えるんですね。
ヤヨイ:
 でも、語りかける様に歌えるようになりたいと思うのですが、どうしてもメロディに流されて適当に歌ってしまうんです。言葉を大切に歌う事って難しいですね。
む:
 音楽は何か習っていたんですか?
ヤヨイ:
 小さいときのピアノ教室と吹奏楽部ですかね。小学校ではトランペット、中学に入ってからはフルートを吹いていました。
む:
 え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!。フルートなら、うなずけるけど、この小さな体のヤヨイちゃんがトランペットですか?ミキちゃんもトランペットだったけど・・・。2人とも信じられなーい。テラに入ったきっかけは?
ヤヨイ:
 インターネットでテラのホームページを見つけました。活動の様子を読んでいると、他の合唱団とは、どこか違うぞ!と強く惹かれました。入団は昨年10月ですので、やっと1年になりました。
む:
 フフフ、私の策略にはまった1人ですな。フフッ・ハハッ・アハハハッ(ボカッ!! 調子に乗るな!:読者代表)イテ、ス・スミマセン(^^ゞ。
それで入ってみてテラの雰囲気はいかがですか?
ヤヨイ:
 あったかいですね。個性豊かな方々がお互いの良さを認め合っている。この場に存在する事を否定されない、ぬくもりがあります。だから居心地がいいのですね。
む:
 ヒロシさんはどう見えますか?
ヤヨイ:
 ヒロシ先生の眼差しと柔らかく張りのある声が好きです。先生を見ていると嬉しい?楽しくなってくるのが不思議です。でも今のところ直接お話しするのは何故かとても緊張してしまいます。あと、声の出し方についてイメージが沸きやすいようにわかりやすく指導してくれるので助かります。ペシャンコの声にならないように・・・・がんばります!
む:
 がんばろー!えいえいおー(って違うか。)自分の性格はどんな性格と思う?
ヤヨイ:
 1人で浜岡からテラに押しかけてくるくせに、結構人見知りします。 一途で温和、何事にも囚われないでゆるゆると生きてまーす。
む:
 これまでのテラの活動で印象に残っていることは?
ヤヨイ:
 金谷のコンサートと合宿です。ガラコンサートには出られなくて残念でした。これからできるだけ長くテラに在籍し、いろいろなイベントに参加したいです。
む:
 特に演奏会は参加してくださいね。仕事はどんなことを?
ヤヨイ:
 建設会社に勤めています。
む:
 ほー。どんな内容の仕事ですか?
ヤヨイ:
 一般住宅の耐震補強工事を主にしています。(プロジェクトTOUKAI−0(ゼロ)2001しずおか技術コンクール耐震補強部門 企業団体の部 最優秀賞「耐震ポール」)NHK地方ニュースでも何度か取り上げられている工法です。ご自宅の耐震補強工事をお考えの方は是非声をかけてください。
む:
 テレビを見た、Qちゃんから聞いたんだけど、安価で耐震補強が出来るんだってね。音楽活動のほかに何か趣味はありますか?
ヤヨイ:
 茶道(裏千家)歴23年・本格的に習い始めてからは10年弱です。 同淡交会青年部に所属して6年・・茶道に関する行事が多くて大変!ですが楽しいです。
む:
 これまた、すごい!23年じゃ生まれてすぐからですか?マイブームを教えてください。
ヤヨイ:
 ほんと、小さい時からですね。マイブームですか?それは長時間通勤ドライブ(片道1時間半以上)の最中、大・大・大音量で延々とショパンの曲を聴きながら景色を眺め想いをめぐらせる事
む:
 ほー。どんな景色なんですか?
ヤヨイ:
 出勤時=秋のやわらかい朝日が海に照り輝き、漁に出かけた舟が何艘か静かに揺れている。向うには富士山や伊豆がうっすらと墨絵のように浮かんで見える。=この風景を横目で見ながら運転しています。この時間、一幅の美しい風景画の中に自分が溶け込んでいるような不思議な感覚に襲われます。(刻々と移り変わり行く景色はまるで映画の様でもある。)この現実世界ってやはり神様が作った「幻想の世界」なのだ、と思わずにはいられません。だとすれば私たちはさながら幻想の世界の住人?登場人物?故に各々に個性が与えられて尊重されるのですね。(登場人物の1人として私に与えられた役割は何かしら・・?)壮大なときの流れの中で、ミクロ程度しか認められない存在・命であっても、私は私なりに 私が主人公の物語を創作しながら生きていくのですね。山にある時も谷にある時も、筋書きに欠かす事の出来ぬ劇的状況と考えれば心が弾み、次に進んでいく勇気が出て来ます。悩む事柄もなくなりました。
む:
 なんだか哲学的!それに風景も目に浮かびますね。
ヤヨイ:
 帰り=ライトに照らされながら行き交う人や車の流れ、家々に灯りだす窓明かりを見ていると、(あぁ 皆、今から愛する人のもとに帰るんだなぁ。帰る場所=心の居場所があるんだなぁ)とホッと和らぎます。秋の夕刻はセピア色の世界が広がるので懐かしさと切なさと温かい気持ちが、ない交ぜになったように胸が苦しくなります。
む:
 とても切ない想いが伝わってきますね。いい詩人になれそうですね。これからテラでどんなことをしたいですか?
ヤヨイ:
 経験豊かな皆様にお任せします。大胆・奇抜なアイデアで圧倒し楽しませてください。私は後を必死で追いかけていきます。よろしくお願いします。
む:
 ヨッシャ!任せときィ〜。ついてきぃや〜!。ほなっ、行くでェ!。ε=ε=ε=ε=ε= タタタタ・・・
ヤヨイ:
 む・むちゃーん!お・おーい・・・走って行っちゃいましたヨ。わたしどうしたらいいの?全くそそっかしいんだから!\(`o'")
 よし!!しょうがない!それじゃ「む」さんに代わりまして、ソプラノのヤ・ヨ・イでした☆ また次回をお楽しみに〜。(^.^)/~~~
関西弁監修:ナワ、アッ夫妻

本人の顔はイラストで紹介しています。

←ヤヨイちゃんです。


テラ出版編
TERRA辞典 [第1版]
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テラの用語を解説する「TERRA辞典」
時には、まじめに、時にはおもしろく解説していきます。

ぎじゅつ・いいんかい【技術委員会】[組織] テラはアマチュアの合唱団。練習も「音取り」からと、たーいへん時間がかかる。そこで指揮者の練習負担を軽くしようと、前もって歌う曲を練習して、団員の練習の手伝いをする会として発足。メンバーは各パートから選出される。音取り用テープを作ったり、曲目解説を発行したり、楽譜の配布の準備をしたり、練習日以外に集まって練習したり、苦労も多い。

おてらのがいじん【お寺の外人】[迷句] 某メンバーファイルのインタビューで、テラのレパートリー「オペラ座の怪人」を聞き誤って「お寺の外人?」と聞き返したのが始まり。指揮者宅のお寺に1年近くホームスティしていたアメリカ人のNicにおおうけであった。Nicはアメリカに帰った後も時々遊びにきて、テラとは馴染みも深い。まるで団員のような顔をして一緒に飲み会に参加する「お寺の外人」である。

わりょこう【和旅行】[迷句] お寺の外人であるNicがテラHPの掲示板に投稿した時に使った言葉。「日本に来る旅行」という意味のようだが、もちろん辞書にはのってない。和式トイレの和?とか、洋行の反対で和行が正しいのでは?とか、ちょっとした論争が沸き起こった。

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